製品案内
梁・柱筋の養生器具
降雨時・雪でも今まで出来なかった作業を可能に。
当社開発による画期的な養生器具です。
【梁筋の養生器具】
風よけ、雨よけなどに適しています。



【 柱筋の養生器具】



当社独自の開発 RSM-Ⅱ(レイン・ストップ・マークⅡ)
養生方法の検討・養生器具の開発。
【目的】
縦方向(柱、壁、橋脚等)の圧接継手に重点をおきました。圧接器へのセット終了後の導水防止。
導水による不純物(泥、錆、コンクリートペースト等)混入防止。
【手段・形状】
1.ゴム、スポンジ゙等で鉄筋をはさむ形状とする。
2.溝を設け外部に排水する。
3.加熱に対して耐久性のあるゴム質とする。
4.各鉄筋サイズ゙に適合する形状とする。
5.着脱が容易に行えるものとする。
【実用性の確認】
原則として元請担当者の確認を得てから使用する。開閉方法がネジ゙式である為、ロスタイムが多い。
ピッチが狭いと大きすぎて邪魔になる。個数が不足している。
【改善事項】
開閉方法をバックル式に変更してみました。金属の囲いをスリムにしてみました。D32.D29用の増設を致しました。
【柱筋用導水防止パッキン(養生器具)】
1.準備
(1)圧接予定日の天候を天気予報等で把握する。
(2)施工鉄筋径、箇所数、工法(先組、在来)を確認し必要な個数を持込む。
(3)養生器具の点検
(鉄筋径、シリコンゴムの損傷確認、排水パイプの取付状況、バックルの開閉具合)
(4)元請担当者と施工前打合せを実施し、天候の回復を待つか、養生しながら施工するか、
中止にするか承認する。
2.施工可能な場合
(1)圧接機器類の始業前点検を確認する。
(2)端面処理終了後、端面に雨、雪が付着しないうちに端面保護剤(ファインプレス)を
スプレーし、表面の色(塗布色見本を参考)を確認する。不可の場合は再度行う。
(3)養生器具を取付ける柱筋、又は、先組柱筋は、取付けが容易に出来るように、角材等を敷いて
直接、作業床やスラブ上におかないように鉄筋業者に依頼する。
(4)圧接位置、圧接器の取付け角度を考慮して、立込む柱筋又は、先組柱筋の圧接する端面から
30cm~40cm程度離れた位置に養生器具を取付ける。
(5)養生器具を取付ける場合は、排水パイプ側が、立込んだ時に上面になるように取付ける。
(6)養生器具を取付けた箇所から圧接する端面の間に直接雨水、雪がかからないようにシート等を
かけておく。もし、雨水等で濡れた場合は、ウェス等で拭く。
(7)圧接器への取付けは、排水パイプ、バックル等の損傷に注意する。
(8)圧接終了後 約2~3分程度経過した後(3)へ戻り施工箇所を繰り返し行う。
3.終了後の後片付け
(1)終了後は、養生器具の点検2.(3)を行い、軽く水洗いした後、所定のバスケットに入れて排水
及び乾燥させる。
(2)保管は、倉庫内の指定場所に保管する。
(3)保管責任者は、使用した各班の職長が責任を持って点検し、所定の場所に戻す事とする。

当社で開発した雨垂れ防止器具(各サイズ)
特許を取得しております。
赤→D
青→D
緑→D22用
黄→D

RSM-2を取り付けた実験
写真は上から見た所です。

RSM-2をD22に取り付けて実験中

やかんの水を注いで実験中
突起部分から水が出てくるのがみえます。

立て込み前のセット完了

実際現場でRSM-2を使用しての作業

柱筋 上下にセットしているのが、RSM-2です。
施工者は、当社のエース 伊藤 幹雄です。

同じく現場での作業風景です。
施工者は、今野 勝利です。
RSM-2をセット中です。